8/10 本場の火鍋で大汗をかくお盆前
地獄のような色をした火鍋で大汗をかきました。
そして予想通りおなかが痛くなりました。
独立してから色々と仕掛けている仕事のつながりで、中国人の友人が出来ましてね。
仕事の相談もするし、一緒に上海に出張に行ったりと仲良くしてもらってます。
彼は重慶という内陸部の四川あたりの出身なので、イメージ通り辛いものが大好きです。
一度上海で一緒に飯を食うことになり、成都という重慶に近い(といっても日本人の感覚では遠い)場所の辛くて美味しい料理があるということで食べに行きまして。
これ。
マオツァイと言ってましたが、要はとにかく色んな具を辛いダシで煮込んだものをご飯と一緒に食べるというもので、気を使って中辛にしてもらったんですが、結論からいいますと
悶絶しました。辛すぎて。
しびれるんですな。そして大量の味の素。
そりゃ刺激的でうまいんですが、もう滝のような汗であっぷあっぷ。
舌はびりびり。
その激辛めしにあわせるのが、シロップが大量に入った超甘い紅茶。
これが旨いんです と彼はおいしそうにたいらげてましたが、ワタクシは荒い息をつきながら、ただ押し寄せる極端な味を受け入れるのに必死。
その後大事な商談があったんですが、案の定おなかが痛くなり、30分くらいずっと
「トイレはどこやろ」
しか考えられませんでした。
そのへんは今では笑い話なのですが、彼は日本にいるときでもやはり定期的に故郷の味を食べたくなるらしく、家に調味料を常備してます。そして、また食べようよと声をかけてきます。
不思議とこの手の激辛系って、そのときひどい目にあっても、また周期的に食べたくなるんですよね。
ってことで彼の家で火鍋パーティしてきました。
汗ふく用のタオルの準備して笑
シンセンという、香港と中国のボーダーにある都市で大量買いしてきたという、火鍋用調味料(謎の赤い油の固まりなど)に更に唐辛子を追加してねぎなどと炒めます。
既に危険な匂いが部屋中に充満してます。
豚肉、きゃべつ、豆腐、ウインナー、えび、ほたてなどを入れてすぐ完成。
子供の頃にイメージしていた地獄の釜ってこんな感じ。
びりびりと辛くてうまい。。。。 何とか胃腸よ耐えてくれ!
友人はここに更にごま油を大量にかけて食べてました。
驚いたことにこの鍋は締めはないんです。
日本だと、麺や雑炊が鍋には欠かせませんが、この鍋はとにかく油が多いので、
「そんなことをやると体に悪い」
とのこと。
「それならそもそもこの鍋自体、体に悪いのでは」
という言葉はぐっと飲み込みました。
ということで締めの代わりに、彼の仕事の商材であるメロンで口直し。
食の仕事してると、こういうのは役得ですね。
そしてやっぱり翌朝、おなかを壊しました。
けどまた食べちゃうんだろうな~。
朝飯は、干してたまいたけと、そうめんを食べたときのつけダシが残ってたので、薄めて使って炊き込みご飯にしました。
火鍋とは対極ですな。落ち着きます。
まだちょっとおなかがひりひりします。
ピース、ピース。