8/11,12 お取り寄せ海鮮で刺身パーティと、奈良の老舗居酒屋で盆を迎える
刺身ときたらあたしにお任せあれ。
そのへんの居酒屋より、家で美味しく食べてる自信あり。
(たぶん)
とにかく肉より魚派ですわ。
新鮮な刺身をつるっと日本酒で。
春夏秋冬日本はいつでも旬な美味しい魚がありますね。
まぐろ一辺倒なんてもってのほか。自分の住んでる場所に一番近い海でとれる地の魚を手に入れて、頭からしっぽまで使い倒すのが知恵めしってもんです。
とはいえ、数年前まで魚はやっぱりさばけませんでした。
ふつーの20代の独身サラリーマンでしたからね。
だけど、
「さばけないんじゃなくて、やったことがないんだ」
と腹を決め、会社帰りに近所のヨーカドーで安売りのアジを買いましてね。
本やネットを見ながら何回か挑戦するうちに、三枚おろしのコツが分かってきました。
何より、あじの皮を最後ぺりぺりむいた時、パックやお店の刺身の状態でしか知らなかったものを、自分の手で作れた(加工できた?)という感動が大きかったです。
そして何より、当然のことながらパックで1,000円ちかくする量の少ない刺身のサクを買うより、1匹まるごと買ったほうが、安いし沢山食べられるし、何より頭や骨、果ては内臓まで使い倒して何品も作れるというのが最高でやんす!
ということで、東京から会社員時代の先輩が我が家に来る予定でしたので、美味しい魚でおもてなしをしようということで、今お仕事一緒にさせてもらっている鳥取県の漁港から、超新鮮なお魚を届けてもらいました。
生きてるさざえ、白いか、石鯛、塩さば。
さいこ~のラインナップです。
朝どれ鮮魚を次の日の午前中には届けてもらえるので、ぴんぴんに新鮮。
とりあえず刺身に飢えていたので、石鯛(生と昆布締め)、さざえ(肝はさっと茹で)。
左が普通の、右が昆布締めです。半日くらいしか締めてないけど、もううまみがついとりますわ。
昆布締めって難しいようにみえるけど、刺身のサクに少し塩して昆布にはりつけてラップするだけですわ。4日はもちます。
そしてこちらがこの時期の鳥取の宝石。白いかちゃん。
左がげそ、真ん中が身、右がえんぺら(頭のところ)ですね。
こりこりで甘くて、本当に旨いです。
醤油もいいんだけど、イカに関しては塩とすだちを絞ったものにつけて食べるのが一番旨い!
全国で色んなイカ食べてますが、このイカが一番かな。
山陰の魚介類って本当にすごいですよ。
こちらは石鯛の皮に塩をしておいて、あぶったもの。
魚の皮は、塩してあぶったり、ゆでてポン酢にひたしたりすると簡単に1品できちゃいます。
ふつー捨てちゃいますよね。けど、皮って脂がのっててうまいんだな。
この後塩さばを焼いたり野菜炒めをしたりしたんだけど写真を失念。
久々の再会にテンションがあがって撮影を忘れてましたわ。
次の日、残った刺身を使って海鮮丼。
卵黄を落とすとまたまったりして美味しいですわ。
これは悶絶のどんぶりでした。
お吸い物は、石鯛の骨を昆布とお酒と水でさっと煮て、塩とほんの少しの醤油で味付けしたもの。
アラの味噌汁と迷ったけどね。たまにはこういうあっさりお吸い物もいいですわ。
12日は奈良のイベント、「とうかえ」に。
奈良の中心エリア、色んなスポットに大量の灯篭を置いて幻想的な夏を楽しむというもので、毎年出かけています。
これはおすすめですよ。
古い街なみと新しい装飾がマッチしてます。
京都ほど混まないんで、奈良のイベントはよく行きます。
行き帰りの電車も基本がらがら~~。
って本当のお目当ては。。。。
近鉄奈良駅から程近い、老舗の居酒屋さん。
こちらも奈良に行くと必ずいきます。
レトロ。
とにかくレトロ。
しかしビールについては厳しくしっかり冷えており
お刺身やら鶏のキモ焼きやら、色々とありますが。
これは煮込みだったかな。
この日のヒットは鶏のから揚げでした。
さくっと柔らかくてね。
ピース、ピース。